初期処理

APタスクノートが起動するとグローバル定義、共通処理をメモリに展開後、アクセスオプションのカレントデータベースに指定したメイン画面に制御が渡り、メイン画面の初期処理(オープン処理)を順次実行します。初期画面のイメージ例は、下記の通りです。

使い方ボタンを押すと

初期画面の表示までのプロセスは、下記の順序で実行されます。

❶  グローバル定義と共通処理

アクセスによるモジュール開発で多数のデータをメモリー内で共有する手段として、グローバル定義を使用します。タイムチャート表示に必要な二次元配列をグローバル定義としてメモリーに保有することで、テーブルに対するI/Oの削減およびメモリー内処理によるパフォーマンスの向上を実現します。共通処理は、汎用的な処理を行う関数やサブルーチンをメモリー内にロードします。

❷  画面サイズの設定

APタスクノートの画面は左上に配置します。上と左に10Pixelの余裕を持たせ、ウィンドウサイズを幅630 Pixel、高さ780 Pixelで設定しています。PCのディスプレイの解像度が1920 Pixel *1080 Pixelの場合は、3割程度画面を占めます。

❸  起動情報

起動バッチのINIファイルにて指定した初期設定パラメータをCommandパラメータから取得します。


❹ 利用資格認証

月間利用パスコードを取得し利用資格認証を行います。OKの場合は、指定された月間パスコードと有効期限をセットします。月間パスコードは、対象月の前月の20日から翌月の5日まで有効です。利用資格がNGの場合、メッセージを出力し終了します。

❺ 日次バックアップ

日次バックアップの取得を確認し、未取得の場合は、日次バックアップを行います。取得の確認は指定のホルダーにおける当日ファイルの有無により判定します。

❻  ツールバー非表示

❼  初期画面の各種設定

プルダウンなどの各種設定を行います。

❽  カレンダーのセットアップ

当日を基準日としてカレンダーのセットアップを行い、日毎のタスク件数を表示します。当日の件数を濃い青で反転表示します。休日判定は、休日テーブルを読み込み判定します。休日は赤字で表記します。

❾  考え方をセット

ダブルクリックすることでいろいろな考えを表示します。

❿ ダイアリー      当日のダイアリーの内容をセットします。

⓫ タイムチャートの表示 

基準日のタスクをチャート画面に描画します。