業務運用検証(営業活動支援)
一般的に、営業活動を支援するツールとして、CRM、MA、SFAなど様々なものが提供されています。それぞれのツールは、登録や分析など多機能なツールとなっていますが、入力情報が多く、エクセルによるバッチ入力や類似案件のコピー機能など簡素化視点での省力化は十分でないことや別のツールへの再入力など、操作やデータ入力に工数がかかるため、タイムリーな更新が敬遠され、月末での一括入力など、リアルタイムに情報を得ることが困難な状況となります。
これに対して、予測型業績管理では、営業管理における見える化の実現を、案件単位の案件発掘から受注に至るまでの営業プロセスと売上貢献を意識した案件総量マネジメントとし、簡素化された使い勝手の良い操作と他案件参照による省力化をサポートしています。さらに、開発組織へと情報が引き継がれていくことで、極力、再入力を抑止しています。
営業プロセスの見える化では、営業担当の保有する各案件単位に確度ランクを定義し、案件の具体化、案件の詳細化、開発計画に関わるリソースの詳細化など確度ランクを更新することで進捗状況を把握します。
売上貢献を意識した案件総量管理では、確度ランク別の案件総量の予測から計数計画なども考慮し、潜在案件の掘り起こしや提案活動の強化など重点配分すべき施策を検討します。また、ランクアップ分析により一定期間での営業活動評価や営業活動傾向の分析を行います。
受注案件の更新
受注案件の登録は、営業担当者が案件内容を登録します。案件の登録では、確度ランクの更新や想定されるコストを入力します。
フォーキャスト管理/案件総量管理
売上・利益貢献を意識したフォーキャスト管理/案件総量管理では、確度ランク別の案件総量の予測から計数計画なども考慮し、時系列で、顧客数、案件数、案件粒度、歩留まりなどの指標により、「いつ」「どのくらいの案件数が」「いくらの売上貢献になるか」「課題やボトルネックなど」が把握可能となり、計画とのギャップ解消施策(潜在案件の掘り起こしや提案活動の強化など)や必要な人的リソースの調整などにも貢献します。パイプライン管理を通じてデータの蓄積ができると、開発期間を考慮した受注総量管理が可能となります。
何かお気づきの点やご意見など有りましたらお問い合せからご連絡頂けると幸いです。